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クライマー佐藤裕介による、ガイドプランのご提案。
ロープを使ったバリエーションルートやクライミング、雪山登山を中心に国内の様々な山域をご案内する山岳ガイドのHPです。

募集プラン

募集プラン

アメリカから帰国しました。

日程は日程表から確認願います。

現在、募集中の冬プランの日程は以下の通りです。

12月23日ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場あと1名

12月24日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと1名

12月25日 マルチ入門 甲府近郊の岩場 マルチ&ワイド ハヌル5.9 あと1名

1月9~10日 八ヶ岳アイス講習& 峰ノ松目沢 アイス あと2名

1月11日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと3名

1月12日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと2名

1月14日 兜山 クライミング講習 クラック&フェース入門(定員4)あと3名

1月15~16日アイス入門 アイスクライミング体験 岩根山荘アイスツリー&唐沢の滝 (定員2)あと2名

1月18日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと2名

1月21日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと2名

2月1日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと2名

3月25日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと3名

4月1日 ワイドクラック講習会 甲府近郊の岩場(定員4)あと2名

11月11日までユタ州でのクライミングツアーに行っていました。手つかずの巨大な壁をグランドアップで開拓でき充実のツアーとなりました。人生最高クラスの開拓グランドアップオンサイト(HIHO CRACK 55m 5.12)の余韻はしばらく私の中に残りそうです。世界最難のワイド「センチュリークラック」に触れられたことも得難い経験でした。ユタはクラッククライマーにとっての楽園ですね。また再訪する予定です。このツアーの経験をガイドにも活かしたいと思っています。

ブログ

連載1 事故と復活

日本山岳・スポーツクライミング協会の月報に連載している記事をアップします。今後、私の連載をここにもアップしていく予定です。
第1回目はパタゴニア フィッツロイトラバース敗退事故からの復活についてです。
http://www.sato-alp.com/wp-content/uploads/2022/11/820d79f701346bc543b13db6384a51fe.pdf

黄金の風

黄金の風(8P/5.10b)

秋一番、核心手前のハング下に入り込むピッチは、オリジナルラインから行くと積み木状態の岩を登ることになり大変危険だ。原田・南裏ルートから行くのが良いだろう。黄金の風は、秋一番、原田南裏ルート、クレセントクラック等を繋いで行くルートで、1~2Pのみがオリジナルとなるルートであるが、そのスクイズチムニーが大迫力でクライマーを圧倒するルートである。全体を通してしっかりしたワイド技術が必要なピッチが多く、ベルジュエールなどより遥かに時間がかかるルートであり内容も濃い。ベルジュエールは最初の1Pが5.11bとグレード的に厳しいフェイスピッチがあるが、そのピッチ以外で比べると黄金の風が難しいしある程度のフェイス能力を備えた現代クライマーにはワイドも厳しい黄金の風の方が手強いかもしれない。全体を通してしっかりしたクライミング能力と自給力を試されるルートである。

1P目(30m 5.9)

山河微笑や翼ルートと同ライン。

2P目(25m 5.10b)

山河微笑のチムニーと別れ右のフェースを登る。秋一番ルートと同様である。5.10代の瑞牆マルチとしては珍しくフェイスの面白いピッチ。バランシーかつムーブも面白い。

3P目(25m 5.9)

ルンゼ内に2つあるワイドの左を登る。最初が見た目より結構悪い。

4P目(30m歩き+15m 5.8)

樹林の中のルンゼを上がり、チムニー目指して側壁のクラックを登る。チムニー手前の立木でピッチを切る。

Photo高柳傑

5P目 30m 5.9

見上げるものを圧倒する立派なスクイズチムニー。意外とプロテクションは奥に取れるのでワイドに自信があれば特別大きなカムは必要ない。登るとドンドン傾斜を感じる素晴らしい内容である

6P目 20m 5.8(初登時は5.9ほど)

スクイズチムニーが終わり平和なテラスから見上げると二つのワイドがある。初登時は左の傾斜のあるチムニーを辿ったが、2021年久しぶりに再登した際は右の容易なラインから登り、そちらのクラックはそれなりに掃除した。

7P目 25m 5.10b

クレセントクラックに続く凹角を登る。見た目は簡単だが、吐き出されそうになり意外と悪い。


8P目 35m 5.10b

ひたすら左上する美しいクレセントクラックは、最後トラバースに近い位のライン取りで左の肩に抜けることが一般的だと思うが、振られるのでフォローも含めて結構危ない。今回はクレセントクラックの最後を途切れがちな細いクラックを使用して直上するラインを採用した。

一段階難しいラインとなったが、落ち着いてクライミングできればプロテクションも良好でフォローも含めて危険度は少ない。

9P目。50m。3級ほどの岩稜を辿る。

10P目 20m 5.10a

バランスが悪い数ムーブをこなせば正面壁のピークはすぐそこだ。

瑞牆 現人神(5.12b) オンサイト

トライ当日は3時起床、ストレッチやアップを暗闇の中こなして取り付きへ。アップの総仕上げにスラブを登りルーフ部分を触ってカムを決めてから20m近くのクライムダウン。取り付きで15分ほどレストしてから本トライを開始する。瑞牆トポで、何度も見たカッコいい写真のムーブと同じような動きでカムを決めてから、出口のガバ目掛けてデットした。ワイド部分を慎重に登って行き随分と長い間 温めていたオンサイトトライを最高の形で終えることができた。翌日は2時起床で、クラック限定バージョンをトライ。流石に取り付きまでのクライムダウンはしなかったが、じっくりスラブ終点でレストしてからルーフへ突っ込んだ。手足共にジャミングするこのムーブは完全に私の得意系課題だ。これも落ちることなく1回目のトライで完登を決めることができた。クライマーである事を諦めなくて本当に良かった。楽しくヤル気に溢れる仲間と一緒にクライミングができて私は幸せです。
続きは最下部左の(さらに…)からどうぞ。長文になります。

(さらに…)
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